
今日よりもっと暮らしよく ― 優しく暮らす我が家の整え方 ―
第2回 「毎日使う場所こそ、もっと安心に」〜トイレと浴室の整えかた〜
暮らしの中で欠かせない場所、トイレとお風呂
毎日使うところだからこそ、ちょっとの不便が積み重なると、知らず知らずのうちにストレスに
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トイレや浴室とリビングとの温度差が激しくてついつい行くのをためらってしまう
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浴槽をまたぐときにバランスを崩しそうになりヒヤッとする
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浴室の濡れた床で足を滑らせそうになる
そんな不安や不便を、少しの工夫やリフォームでぐっと減らせるんです
◎ トイレの工夫
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手すりの設置で、立ち座りがラクに
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暖房機能付きの便座や、壁掛けヒーターで冬もあたたかく
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出入口の段差をなくすだけでなく、引き戸に変えると出入りがスムーズに
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必要に応じて、トイレの位置を使いやすい場所に移すことも可能です
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便座の横から入れるレイアウトにすると、将来介助が必要になった時も安心です
◎ 浴室の工夫
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脱衣所や浴室に暖房を設置して、ヒートショック予防
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浴槽のまたぎを低くしたり、手すりを付けて動きをスムーズに
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すべりにくい床材で、転倒の不安を減らします
「毎日使う場所の安全や使いやすさが配慮されている」ことは、暮らし全体の安心感につながります
実際に、「お風呂に入るのがこわくなくなった」
「夜中のトイレも安心して行ける」といったお声も多くいただいています
次回は、「動きすぎず、狭すぎない」――便利な生活動線の整え方をご紹介いたします
ちょっとした工夫やリフォームで、今日よりもっと暮らしよく、心地よい生活を手にいれませんか