どんなイメージをお持ちですか？高気密・高断熱
高断熱』と聞いて皆様はどのようなイメージを持たれますか？
- 夏涼しくて冬暖かそう
- 電気代がかからなそう
- 普通の断熱性能の家よりも価格が高そう etc
こんなイメージをお持ちの方が大半ですよね？
断熱に対する皆様のイメージ、おおむねあっていると思います
価格については使用する断熱材の種類等により違いがあったりするので
どうしても普通の断熱性能の家に比べ高くなってしまいます
しかし、入居後の光熱費や家のメンテナンス費用を考えるとコストパフォーマンスは高いと思います
リフォームで後から断熱性を高めようと思うと新築時よりも手間・ひま・費用がUPするのが実情です
では『高気密』に対するイメージはいかがでしょう
風通しが良い家がいいって聞くのにそもそも気密って必要なの？とか
外の空気が入ってこないから息苦しいイメージとかないですか？？
この高気密に対する残念なイメージ、多くが誤解です
風通しの良い家に流れる『風』と気密性の低い家に流れる『風』は全くの別物なんです
風通しの良い家に流れるのは窓を開けたとき効率的に家じゅうを流れる気持ちの良い風
いわば取り入れたくて取り入れる『風』です
反対に気密性の低い家に流れるのは『隙間風』
古い家などで冬にどこからともなく流れてくるあの風です
そこまではっきりと感じる隙間風は今の家では少なくなってきていますが
どんなに気密性の良い家でも少しは隙間があり、気が付かぬ間に快適な部屋の空気を外へ排出したり
逆に外気を室内に取り入れる原因となっています
これってエネルギー効率がすごく悪い！ 光熱費を上げる原因となってしまいます
家の隙間をできるだけ少なくしたのが高気密の家です
例えば延べ床面積１００㎡の家でc値＝1.0なら計算上家全体で
１０㎝×１０㎝分の隙間が空いていることになります この隙を間大きいと思うか思わないか…
対「エネルギー」にとっても対「健康的な暮らし」にとっても対「家の寿命」にとっても
家の隙間は小さければ小さいほうがいいんです！
さらに言えば断熱と気密をセットで高めることが良い家を作るためには必要です
長くなりそうなので今日はこのへんで・・・
